この記事で分かること
まずはトレンド:上昇・下降・レンジを一言で言えるようにする
トレンドは難しく考えなくてOKです。
上昇トレンド=高値と安値が切り上がる/下降トレンド=高値と安値が切り下がる/レンジ=どちらでもない、これだけで土台になります。
| 状態 | 見え方(特徴) | 初心者の基本戦略 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 上昇トレンド | 高値・安値が切り上がる | 押し目(下がった所)を狙いやすい | 天井当てを狙うと事故りやすい |
| 下降トレンド | 高値・安値が切り下がる | 戻り(上がった所)で売り圧力を意識 | 底当ては難易度が高い |
| レンジ | 上下の範囲内で往復 | 上限・下限の節目で反発を待つ | 抜けた瞬間に急変しやすい |
サポートラインとは?レジスタンスもセットで理解する
「サポートライン」と聞くと一本の線を想像しがちですが、実際は価格帯(ゾーン)として働くことが多いです。
上で止まりやすい = レジスタンス(上値抵抗) ────────────── ← 上限ゾーン (価格が上下する) ────────────── ← 下限ゾーン 下で止まりやすい = サポート(下値支持)
なぜ効くの?(心理の話)
- 以前止まった価格帯は、参加者が意識しやすい(「また止まるかも」)
- そこで買った/売った人が多いほど、反応が出やすい
- 同じ価格帯でも、時間足が上(例:日足)の方が影響が強いことが多い
重要:ラインは「線」ではなく「ゾーン」で見る
ぴったり止まらないのが普通です。少し行き過ぎて戻る、ヒゲだけ刺さるがよく起きます。
そのため「少し割れた=終わり」と決めつけず、終値(確定)や次の足で確認するのが基本です。
ラインの引き方:初心者が迷わない5ステップ
引き方の正解は1つではありません。ですが、初心者は次の型に寄せると崩れにくいです。
- 上位足から見る(例:日足→4時間足→1時間足の順)
- 目立つ高値・安値(山と谷)に印を付ける
- まず水平線(過去に止まった価格帯)を引く
- 必要ならトレンドライン(切り上げ/切り下げの斜め線)を追加
- 効いてるか検証(最低でも2〜3回反応があるか、引きすぎてないか)
“良いライン”のチェックリスト
- 多くの人が見そう(分かりやすい高値・安値、日足の節目など)
- 反応回数がある(何度も止まる/跳ね返る)
- 線が増えすぎてない(見た瞬間に迷うなら引きすぎ)
- 理由を言語化できる(「ここは過去の高値帯」など)
トレンドライン(斜め線)の超基本
- 上昇トレンドライン:切り上がる安値同士を結ぶ(下から支える)
- 下降トレンドライン:切り下がる高値同士を結ぶ(上から抑える)
- 線の“角度”は当てにいかない。無理に合わせないのがコツ
抜け(ブレイク)とダマシ:初心者が事故りやすい所
一番多い失敗は「ラインをちょっと抜けた瞬間に飛びつく」ことです。
ブレイクは“抜けたように見える”→戻る(ダマシ)が頻発します。
見分け方の考え方(正解は“確率”)
- 終値で抜けたか(ヒゲだけなら未確定のことが多い)
- 抜けた後に戻して支えられるか(レジがサポに変わる等)
- 上位足でも抜けているか(下位足だけだとノイズの可能性)
- 勢いがあるか(ローソク足の実体が大きい・連続する等)
初心者向け“事故りにくい”使い方
- 反発狙い:ライン付近で反発の形(例:長い下ヒゲ)→次の足で確認
- ブレイク狙い:終値で抜ける→戻しで支えられる(リテスト)→入る
- どちらも損切り位置(どこで間違いと判断するか)を先に決める
よくある失敗(先回りで回避)
- ラインを引きすぎて、結局どれが重要か分からない
- 1本の線に依存して、少し割れただけで混乱する(ゾーンで見よう)
- 時間足を無視して、5分足だけで“重要ライン”を作ってしまう
- トレンド無視で逆張り(上昇中に売り、下降中に買い)を連発する
よくある質問(FAQ)
Q. サポートラインは「どこを結べば」いい?
初心者はまず水平線がおすすめです。過去に何度も止まった安値帯を“価格帯(ゾーン)”として引きます。
斜めのトレンドラインは、水平線に慣れてからでOKです。
Q. ラインを少し割れたら、もう効いてない?
すぐに決めつけないのが大事です。ヒゲだけの割れはよくあります。
まずは終値で割れたか、次に戻しで支えられるか(リテスト)を確認すると事故が減ります。
Q. 重要なラインはどう見分ける?
目安は「上位足(日足など)で、何度も反応しているライン」です。
“分かりやすい節目”ほど多くの人が意識しやすいので、反応が出やすくなります。
Q. トレンドが分からない時はどうする?
「高値・安値が切り上がっているか/切り下がっているか」を、まず上位足で見ます。
それでも微妙ならレンジとして扱い、無理に方向を決めない方が安全です。
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ラインが引けるようになると、ローソク足の意味が“場所”とセットで理解できるようになります。
※当ページは学習用です。ラインは万能ではなく、確率を上げる道具です。必ずリスク管理(損切り・資金管理)とセットで使ってください。